AKROSが教育をしている上で大事にしているのが、
謙虚・素直・感謝 です。
謙虚さとは
お客様の要望やお悩みに対して自分の感性や傲慢さを押し付けず、その人のなりたい(やりたい)に親身になって相談に乗りしっかりと応えられるかどうかです。
自分はこの技術が得意だから、このお客様にはこのスタイルが似合うと思ったから、など自分の得意不得意だけでお客様に寄り添うのではなく、どんな要望にも嫌な顔一つせずお客様が満足できる為に真剣に考える事が出来るかどうか。
AKROSでは外部の方とのやり取りも多くあります。その際に上から目線で自分が納得してないから、自分はこの方がいいと思ったからと自分の我を押し通し、好き勝手にやってしまえば信頼関係を失い二度と依頼される事は無くなります。
お客様に対しても、外部との仕事に対してもこちらがやってあげてるという考えでなく、やらせて頂く(担当させていただく)という気持ちで務めることが大事です。
素直さとは
自分の実力に慢心せず、常に学ぼうという姿勢。
指摘されたことに対してうるさいなとは思わず、相手が自分の為に言ってくれたんだと純粋に受け止める気持ち。
美容師は限界を決めてしまったり、自分に満足してしまったらそこで成長は止まってしまいます。周りの意見や反応に耳を傾け、お客様の為に常にスキルアップし成長しようという意志のある人こそ長く愛される美容師になのではないかと思います。
感謝とは
学生の時は教えてもらって当たり前、与えてもらって当たり前、こちらがお金を払っているからしてもらう事が当たり前だったと思います。
ですが社会は違います。どんな仕事でもお給料を会社から貰います。それはこちらが働いてやってるから給料は貰って当たり前という事ではありません。お給料を頂くからこそ仕事は真面目に責任を持って務めるのです。
美容師は通常の営業時間外でお店で練習をしたり、先輩から教えて貰ったりする事がほとんどだと思います。スタイリストは売上を稼げますが、アシスタントはデビューするまで自分で稼ぐことはできません。つまりアシスタント期間はお店側からお給料、練習する場所、技術を学べる時間などほとんど与えて貰っている立場なのです。
それを理解し自分の為に時間を割いたり、教えていただいている事にありがたいと思えるか?
何か指摘をされた時それは自分が出来てないから、まだ未熟だからだと素直に思い自分の為に言ってもらえてると思えるか?
そして何より自分の技術はすごいからお客様が来て当たり前ではなく、数多くあるサロンの中からAKROSを選び貴重な時間を割きわざわざ足を運んでくださり、お金を頂く事に心からありがとうございますと感謝の気持ちを持てるか?
謙虚・素直・感謝とは決して難しい事ではなく、社会人として当たり前のことです。
美容師はどうしてもチヤホヤされてしまいがちな職業でもあるので、承認欲求に駆られ自分を過剰評価してしまう事があります。
ですが美容室はお客様が来ていただいてこそ成り立つ仕事です。
自分をカッコ良く見せたい、色んな人から評価されたい、モテたい、それだけであれば美容師でなくてもできます。
お客様の幸せを喜び、お客様の為に頑張れる人、しっかりとした人間性を身に付けたい人はAKROSで頑張っていけると思います。そして美容師としても、人としても必ず伸びていくと思います。
次回はAKROSの面接でよく質問されるアシスタントのSNSについて書こうと思います。